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四万八千日観音大祭に行ってみた!祭りを楽しみつつ仏教にふれた豊かなひととき(毎年8/10開催)

公開日:2023/08/11 最終更新日:2024/02/14

この記事を読めば、じっさいに四万八千日観音大祭に行った様子がリアルにわかります!

8月10日は、大聖院にいらっしゃる十一面観音菩薩のご縁日。

ご縁日ということで、毎年8月10日は“四万八千日観音大祭”が行われています。

なんと、この日にお参りすると、48,000日分の功徳がいただけるありがたい日なんです。

48,000日を年計算してみると、雨の日も風の日も欠かさず、131年間185日まいにちお参りしたことになります!

「そんなありがたい日はない!」ということで、わたくしも四万八千日観音大祭に行ってみました。

\レポの主な内容/
✅シンプルに楽しく豊かな時間をすごせた!
✅大祭の内容は、転読法要・法話・ご接待(うどんや団子、ヨーヨーすくいなど)
楽しく境内をまわるうち、自然に仏さまに手を合わせたくなる。仏教に親しむいい機会になった

それでは、さっそくレポしていきます。

あいにくの雨。でも、参拝者・地元民・観光客がほどよくいた!

台風の接近で、当日は雨風が強い日でした。

でも、境内には参拝者の人たち、宮島に遊びに来た観光客の人たちが!

人は多すぎず、少なすぎず、「ちょうどいいくらい」でした。

まずは、大聖院の仁王門に到着!

階段をのぼって・・・

上までつきました!

境内はけっこう人がいました。

十一面観音さまのありがたいご縁日ということで、島の外から来られた参拝者さまや地元宮島の人たちです。

もちろん、国内外からの観光客の人たちの姿も。

日よけ雨よけのシートが頭上にあり、ありがたかったです。

以降で、四万八千日観音大祭のようすを時系列でレポしていきます。

AM10:00 大般若転読法要!僧侶が観音さまの前でご祈願

大般若転読法要
時間:AM10~11時ごろ
場所:大聖院 観音堂
参拝:途中入退OK
   ※法要への影響にはご配慮願います

観音堂で、僧侶の方たちが転読法要をされていました!

この大般若転読法要が行われている観音堂に、十一面観音菩薩がいらっしゃいます。

 
 
 
 
 
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私はちょっと遅れて10時すぎに観音堂へおじゃましました。

僧侶さまが般若心経を唱えるのにあわせ、参拝者さまもいっしょに唱えることができます。

ということで、観音堂の入り口に置いてあった「在家日課聖典」をお借りします(自由に借りれます)。

思い思いに、手を合わせる参拝者さまたち。

十一面観音菩薩を前にして、僧侶さま参拝者さまいっしょに般若心経をとなえます。

転読法要はAM10~11時の1時間ほどですが、途中入退は可能。
ただし、法要の進行、ほかの参拝者さまへ影響のないようご配慮をお願いします。

筆者も、宮島で日々わたしたちを見守ってくださる十一面観音菩薩に手を合わせ、観音堂をあとにしました。

そして、境内へ行きます。

AM10:20 かき氷・お団子・ヨーヨー釣り!みんな境内で楽しんでました!

御接待・アトラクション(子ども向け)ほか
時間:AM10~12時ごろ
場所:大聖院 境内

境内では、人々が楽しそうに過ごしています。

特に、子どもたちはかき氷を食べたり、ヨーヨー釣りなどをして楽しそうです!

僕は御接待でだされている、うどんをいただきました!

お代は“お気持ち”という形になります。

冷たくておいしいうどん。

夏の暑い日、いい感じに塩分も取れてありがたいです。

そして、宮島の人たちがお団子を作っていたので買っちゃいました。

なんと、炭火焼。こちらもおいしい!

お祭りといった雰囲気で、楽しいひとときを過ごせました!

AM10:40 仏教にふれる静かで豊かな時間。境内の散策

十一面観音菩薩に手を合わせ、お祭りを楽しんだあとは、せっかく来たので境内を散策。

観音堂の入り口にある賓頭盧尊者(なで仏、とも)の肩を撫でます。僕は肩こりがひどいので笑

神通力にすぐれている。体の弱っている所と同じ所をさすると治ると言われている

引用元:大聖院公式ホームページ

そして、勅願堂へ。波切不動明王がいらっしゃいます。

・・・この日はなんだか、しっかり仏さまに手を合わされる人がいつもより多いです。

十一面観音さまのご縁日というのが、お寺に訪れ、手を合わせる“良いきっかけ”になっている感じがします。
(僕もそうだったので)

特に、小さなお子さまを連れて拝みに来られたご家族、若い人が目立つ気がします。

つづいて、摩尼殿へ向かってみます。

観光客の人たちも上がってきています。

こちらでも、僧侶さまがご祈祷をされており、参拝者さまが熱心に手を合わされていました。

ちなみに、以下の写真は摩尼殿の入り口からの景色です。この場所、僕のお気に入りなんです笑

特に雨の日は人が少なく、静かな雨音ときれな景色とに心癒されます。

なお、宮島の雨の日ならではの魅力は次の記事でまとめましたので、よろしければご覧ください。

AM11:00 法話(演題:お大師さんの御心を唱える)

法話
時間:AM11~12時ごろ
場所:大聖院 観音堂
料金:無料で聴講OK

つづいて、観音堂へもどり、法話を聞かせていただきました。

ときおり笑いも起こるような、和やかな法話でした。

しっかりと十一面観音さまをはじめとして仏さまに手を合わせ、法話も聞く。

そして、うどんやお団子をいただき、お祭りの雰囲気も楽しむ。

四万八千日観音大祭、有意義にすごせました!

まとめ

冒頭で申しましたとおり、“四万八千日観音大祭”は毎年8月10日固定で行われます。

この日が十一面観音さまのご縁日にあたるからです。

スケジュールはおおむね次のとおりです(基本的に毎年この形です)。

時間内容
AM10~11時大般若転読法要
AM11~12時法話

なお、AM10~12時の目安でかき氷やみたらし団子、うどんなどのお接待があり、お子さま向けにスーパーボールすくい、ヨーヨーすくいなどがあります。

このレポで私が体験した通り、みなさんも四万八千日観音大祭では

  • シンプルに楽しく過ごせる
  • 仏教にふれる良い機会になる
  • 落ち着いた雰囲気の境内で心穏やかに過ごせる

はずです!

ぜひみなさんも、ぜひおこしください。

この記事を書いた人


ハマちゃん
宮島観光協会に勤続11年。
宮島島民にすらドン引きされるくらいの宮島オタクです笑
✅ もみじ饅頭のカタチを見ただけでどのお店かわかる
✅ 宮島のごはん屋さんの料理を見たらどのお店かわかる
✅ 休みは宮島で飲み会や登山をして遊んでいる
こんな僕が、便利に楽しく宮島旅できるよう情報をお届けします!