宮島の弥山ついて

観光スポット

弥山

弥山

国天然記念物

南方系から針葉樹、また原始的植物が自然のまま残っている特異な植生を成しています。
弥山には、温暖地帯の植物、針葉樹などの北部温帯植物、原始植物など、さまざまな種類の植生が見られます。
世界遺産に指定されている面積は、嚴島神社の建物、正面の海、背景の弥山原生林を含む431.2ヘクタールです。

世界遺産に登録されたのは、嚴島神社という文化遺産と前面の海、そして弥山原始林を始めとする自然遺産の複合遺産です。


御山神社 [みやまじんじゃ]

御山神社

弥山霊火堂から仁王門方面へ下がる途中左手に入る。
嚴島神社と同じ三女神が祀られています。

弥山本堂 [みせんほんどう]

弥山本堂

弘法大師(空海)の開基 806年
本尊虚空蔵菩薩
脇侍 不動明王・毘沙門天
平宗盛が寄進した大梵鐘(国重文)が安置されています。

求聞持堂 [ぐもんじどう]

求聞持堂

弥山本堂の裏手にあり、大同元年(806)弘法大師が百日間の求聞持の修法を行ったところで、阿波の大龍嶽・土佐の室戸岬とともに、真言密教の日本三大道場となっています。

三鬼堂 [さんきどう]

三鬼堂

三鬼大権現
主神は時眉鬼神[じびきしん](大日如来の化身)追帳鬼神[ついちょうきしん](虚空菩薩の化身)・魔羅鬼神[まらきしん](不動明王の化身)・で、家内安全・商売繁盛の神様です。日本唯一の鬼の神様です。
伊藤博文公の信仰も篤く、本堂・三鬼堂の掲額も伊藤博文公の直筆です。家内安全・商売繁盛にご利益があるといわれています。

大日堂 [だいにちどう]

大日堂

弥山霊火堂から下ると右手。弘法大師が修法の道場として建てた御堂。
弘法大師作といわれる大日如来が祀られています。
不動明王も祀られていましたが、台風災害のため、現在は大聖院霊宝館にお祀りされています。

宗盛の梵鐘 [むねもりのぼんしょう]

宗盛の梵鐘

重要文化財

平安時代の特色を良く示しており、治承元年(1177)平宗盛の寄進の刻銘があります。
この鐘は、島の多々良潟というところで宗盛が鋳造させたといわれています。
→ 現在は弥山本堂に移されています。

文殊堂 [もんじゅどう]

文殊堂

弥山山頂近くにあり、学業の神様です。
知恵を授ける文殊菩薩を祀っています。

観音堂 [かんのんどう]

観音堂

弥山の山頂近くにあります。
安産の神様

弥山展望台

弥山展望台

平成25年12月に完成した弥山展望台。屋上周りはスギを使い、宮島の雰囲気に調和させています。屋上からは360°のパノラマで、天気のよい日は四国連山まで望むことができます。