紺碧の海に点在するカキいかだ。
瀬戸内のうららかな日差しは、海の中まで美しい環境を作り出しました。「海のかおりの精」「海のミルク」などと呼ばれるカキ。 古くから広島湾には、岩や石に付着している天然のカキが多く生育していました。
人々は長い間干潮になると天然の「かき」を採取し、重要なタンパク源の食物としておりました。広島で「かき」の養殖が始まったのは、室町時代の終わり頃、天文年間(1532~55)で約450年の歴史があります。
江戸時代から養殖される広島カキは、今では全国の出荷量の約7割を占めています。広島から全国に出荷される広島カキは、冬の風物詩です。
広島湾一帯の沿岸部や島々で養殖され、もちろん宮島でも養殖が行われています。
広島カキと言えば思い出されるのは
「 カキの土手鍋 」
「 酢ガキ 」
「 殻付焼きカキ 」
「 カキフライ 」
などなど・・・
カキは和食にも洋食にも何でも合う万能選手です。